失いたくない、日本の食文化

 日々の食卓について、何を知り、考えているでしょう? 日本は海で囲まれた海洋国家。私たちはたった100年ほど前まで米を主食に、魚を主な動物性たんぱく源として生きてきた稲作民族です。飢饉のときすら四足動物を食べず、魚だけは命をいただくことへの感謝を持ち、はらわたや骨まで無駄にせず食べてきました。
 
 今日も、薄暗い深夜に誰かが船を出し、網を張り、釣り、明け方には、多くの海産物が市場に並んでいます。そんな真面目な手仕事と、確かな手間をかけて、鮮度よく届けられた食材は特別に美味しい。素材のもつ強さや個性を舌で感じたり、体に自然と入ってくる滋味の心地よさを感じたりします。この豊かな海産物のある食卓を今の時代にも失いたくない。もっと多くの家庭と繋ぎたい。そんな思いでSAKANAICHIは、本物を、本場から届けます。

老舗、静長水産

 時代は大きく変化し、水産卸売業、仲卸業もここへきて大きな変革の時期を迎えているものと判断しております。少子高齢化に伴う消費人口の減少、数々の規制緩和、地球温暖化傾向に伴う漁場の変化等々、我々を取り巻く環境は、毎日変化しています。このような状況下においても、長い歴史と伝統を守り抜きながら、成長・発展を遂げていくために我々も大きく変化・進化していく必要性を感じています。

 これからは、本業である市場内での仲卸業の専門化・標準化を図りながら、流通・量販店様への積極販売、加工業者様への原料供給、外食企業様への直接販売、海外輸出等「産地~お客様」への距離・時間軸を短縮することで、お客様に新鮮で美味しい商品を安全且つ迅速に提供できる企業へと進化していく所存でございます。
 既存のルール・習慣に縛られずに、自由で新たな発想の基、「新仲卸企業 静長水産」の完成に向けて邁進して参ります。

静岡の魚

 静岡には日本一の高さを誇る富士山のみならず、もう一つの日本一があります。 それは富士山の南側に広がる駿河湾。伊豆半島、石廊崎、御前崎を結ぶ湾口は広大で、その深さは水深2500メートルと、日本一深い湾です。この恵まれた環境に約1000種の魚が生息していると言われ、海産物は多彩。身がふっくらとついた大きな金目鯛や、鮮度の高い生しらす、綺麗な水で健やかに育ったカツオにイワシにサバ、現地で加工される練り物や、燻製に塩辛、なめろう…挙げきれないほどの特産品があります。活気ある「清水港」「田子の浦港」「御前崎港」「下田港」、燻した香りが町中に漂う「焼津」、水揚げされたばかりの海産物が集まる「沼津」、そんな静岡各地の海産物をSAKANAICHIでは一手に取り揃えます。

自信を持ってオススメする本マグロ

 海の宝石とも言われる本マグロ。SAKANAICHIでは、マイナス60度の超低温冷凍庫で鮮度を保った高品質な本マグロを提供します。取り扱うのは一般の小売店で簡単に入手することのできない厳選された部位。肉感のある赤身や、旨味のある脂が細やかに乗ったトロの味はもちろんのこと、その栄養価にも目を見張ります。赤身の良質なたんぱく質には脂肪肝を防ぐ効果があり、脂肪の酸化と老化を遅らせるセロンが含まれます。またマグロの血合いには、コレステロールの代謝促進や肝臓強化に優れた効果を発揮することで話題のタウリンや、美肌・肩こり・腰痛に効果があるビタミンE、貧血の予防に効果的に作用する鉄分が多く含まれます。トロには動脈硬化を防ぐEPA、DHAやビタミンA・D・Eが 赤身よりも多く含まれています。健全な食と、美食の喜びを満たしてくれるのが高品質な本マグロ。SAKANAISHIの思い描く、豊かな食卓が叶う逸品です。

「終わりに」

今、改めて、日本人の食を見直す時だと感じています。私たちは豊かな食材のある土地に生まれ、滋味のある和食文化で生まれ育った。それがいつからか、小麦やインスタント類に頼るようになってしまいました。日本食の代表であるお米を食べず、味噌汁を飲んだ事がない子供たちまでいます。人間にとって「食」とはなんなのか?日本人にとって「日本食」とはなんなのか?「食事」とは、ただお腹を満たすためだけにすることではありません。食べたものが血となり、細胞が働き、体を作ります。自分の体を損なわず、子供の体を健全な食から作ることは、未来の私たちが笑顔で健康に過ごすための使命だと思うのです。
だから、日本人の体に馴染み、栄養価の高い、新鮮な素材を食卓に届けたい。そして一人でも多くの方達に日本の魚介の素晴らしさを伝えたい。

健康に生きる人生をSAKANAICHIは提案したいと思います。

本物を、本場から

商号 静長水産株式会社
本社所在地 〒420-0922 静岡県静岡市葵区流通センター1番1号 静岡市中央卸売市場
設立 1975年9月12日
定休日 ※静岡市中央卸売市場に準ずる